急にお金が必要になった場合、まず考えるのは金融機関からお金を借りるという方法ですが、もっと手軽な方法として、クレジットカードのショッピング枠を利用した「クレジットカード現金化」があります。しかしこのサービスを利用する際は、あらかじめそのメリットとデメリットについてよく理解しておくことも重要なので、ここではそのことについて分かりやすく紹介します。
クレジットカード現金化のメリット
クレジットカード現金化のメリットとしてまず挙げられるのは、「審査が必要ない」ということです。正確に言うと、クレジットカードを作る際の審査は必要になるのですが、現金化業者を利用する時は審査の必要がありません。現金化のサービスは、クレジットカードのショッピング枠を利用して行うものなので、クレジットカードさえ持っていれば、身分や収入に関わらず利用することが可能です。次に挙げられるメリットは、「短時間で現金化が出来る」ということです。サービスの申し込みはインターネットから可能であり、最短数十分で現金化が可能な場合もあります。そのため、冠婚葬祭などで急にお金が必要になった場合にも便利なサービスだと言えるでしょう。
そして、「信用情報の記録に残らない」ということもメリットです。金融機関から融資を受けると、信用情報として記録が残るようになっているのですが、現金化はショッピング枠を利用したものなので記録に残りません。この信用情報は、金融機関で融資を受ける際の審査に影響するものなので、記録が残ることを避けたい場合に利用すると便利です。またその他にも、普通の借金と違って職場や家庭にバレることがないということもメリットになるでしょう。
クレジットカード現金化のデメリット
クレジットカード現金化のデメリットとしてまず挙げられるのは、クレジットカード会社にバレてしまうと「利用停止になる可能性がある」ということです。現金化サービスは法的にはグレーゾーンの扱いですが、カード会社ではその利用を禁止しています。バレてしまうと、利用停止や強制退会になる場合もあるため、そのリスクも十分考慮しておきましょう。次に挙げられるデメリットは、使いすぎで「借金が増えてしまうケースが多い」ということです。現金化サービスには審査がないため、つい使い過ぎてしまい多重債務に陥るということもあるので、計画的な利用を心がけることが必要でしょう。また、現金化業者の中には悪質なところもあるということもデメリットだと言えるため、業者選びは慎重に行うことが重要です。
メリットも多いが、注意しておきたいデメリットもある
クレジットカード現金化のメリットは、ショッピング枠を利用するため「審査が必要ない」ことや、「短時間で現金化が出来る」こと、そして「信用情報の記録に残らない」ことです。一方のデメリットは、現金化するというのはカード会社が禁止している行為なので、バレると「利用停止になる可能性がある」ことや、使いすぎで「借金が増えてしまうケースが多い」ことだと言えます。